温泉情報 / 塩原元湯温泉 大出館

塩原元湯温泉 大出館
那須塩原温泉郷は、開湯1200年。
その長い歴史を誇る温泉郷の発祥の地が、「塩原元湯温泉」と呼ばれる山中の小さな温泉地である。現在、その塩原元湯温泉にある温泉宿はたったの3軒。
江戸時代の初期頃は、元湯千軒といわれたほど温泉街として繁栄したが、1659年の大地震で温泉宿が全滅し無人になった時期もあり、以後寂れていったという。
さて、そんな栄枯盛衰な歴史を持つ塩原元湯温泉の宿「大出館」だが、湯がべらぼうにいい。
山中から湧き出す自慢の源泉、自噴泉が惜しみもなく湯船に注がれている。もちろん、加温、循環一切なしの源泉そのまま。その源泉も、そんじょそこらのものとは一味違う。
露天風呂の温泉は「五色の湯」と呼ばれており、透明から白濁、グリーンになったりグレーになったりと天気によって色が変わるのだ。さらに、真っ黒の温泉がある。これが、硫化鉄により変色した日本唯一の「墨の湯」だ。
しかも、そのどれもが温泉に浸かるだけではなく、飲泉ができるというから益々驚くしかない。
さて気になる飲泉での効能は、血糖値が下がったという客や気管支を患った客もこの温泉場に来れば楽になるという証言もある。これは、宿内に漂う温泉の蒸気が作用しているのであろう。
しかも、便秘も一発解消。肥満、つまりメタボリックにもよく、無駄に付いた脂肪も取ってくれる不思議な温泉なのだ。
特に、ここの温泉は、胃腸によく効くと評判を呼び湯治の客の喜ばれているとか。
そう、大きな温泉街では堪能できない名湯が、ここ山中の小さな温泉宿にあるのだ。