禁忌症と適応症〜温泉解説〜
温泉は、入浴することにより人体に様々な影響を与える。
いい影響だけならいいが、時には人体に悪影響を与える場合もあるので注意が必要だ。
禁忌症
一般的に、禁忌症では病気を持っている場合には自分の病状によって適応する場合と禁忌となる時がある。特に、消化器系の病気を持っている場合、効果が両極であるため厳重に注意しなければならない。
また、温泉は妊娠している方には胎児にも影響が強く、妊娠初期と末期は特に入浴を避けてもらいたい。ではまず禁忌症から見ていこう。
一般禁忌症
結核・悪性腫瘍・心臓病・呼吸不全・腎不全・貧血・妊娠時
| 泉質 | 浴用 | 飲用 |
|---|---|---|
| 塩化物泉 | 特になし | 腎臓病・高血圧・むくみ・甲状腺機能亢進症のときはヨウ素含有泉は厳禁 |
| 炭酸水素塩泉 | 腎臓病・高血圧・むくみ | |
| 硫酸塩泉 | 下痢・腎臓病・高血圧・むくみ | |
| 二酸化炭素泉 | 下痢 | |
| 硫黄泉 | 皮膚や粘膜が過敏な人 光線過敏症・皮膚乾燥症 | |
| 酸性泉 |
上記のように、浴用では泉質によって差が出るのは皮膚の病気を持っている場合である。また、入浴すると結構が良くなることから、血液の流れがよくなると悪化する病気は基本的にNGとなる。
適応症
温泉の魅力とは、その効果の高さにある。 泉質によって効果のある病状も様々で、自分の抱えているものに効果が高い温泉を選んでもらいたい。どの温泉でも効果の高い病状とそうでないものがあるために、自分の病状を考えて入浴しよう。
一般適応症
神経痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・捻挫・慢性消化器病・痔・冷え性
| 泉質 | 浴用 | 飲用 |
|---|---|---|
| 塩化物泉 | きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病 | 慢性消化器症・慢性便秘 |
| 炭酸水素塩泉 | きりきず・やけど 慢性皮膚病 | 慢性消化器症・糖尿病・痛風・肝臓病 |
| 硫酸塩泉 | 動脈硬化症・きりきず やけど・慢性皮膚病 | 糖尿病・痛風・便秘 |
| 二酸化炭素泉 | 高血圧症・動脈硬化症 きりきず・やけど | 慢性胆嚢炎・胆石症・慢性便秘・肥満症 糖尿病・痛風 |
| 含鉄泉 | 月経障害 | 貧血 |
| 含銅−鉄泉 | ||
| 硫黄泉 | 慢性皮膚病・慢性婦人病 きりきず・糖尿病・高血圧症 動脈硬化症 | 糖尿病・痛風・便秘 |
| 酸性泉 | 慢性皮膚病 | 慢性消化器症 |
| 含アルミニウム泉 | ||
| 放射能泉 | 痛風・動脈硬化症・高血圧症・慢性胆嚢炎・胆石症 慢性皮膚病・慢性婦人病 | 痛風・慢性消化器症・慢性胆嚢炎・胆石症 神経痛・筋肉痛・関節痛 |
